行動力のある人は、「思い立ったらすぐ行動」→「行動したら振り返って気づきを得る」という形で常にサイクルを回している。人を動かすには、ロジカルなコミュニケーション(ハレのコミュニケーション)と、人間関係をつくるためのコミュニケーション(ケのコミュニケーション)が必要だ。日ごろから人間関係をつくっておくと、会議などのハレのコミュニケーションが円滑に進む。
仮説力を磨くために重要なのが、自分の「軸」を明確にすること。自分の中に軸がない場合は、まずは尊敬する人の軸を「仮置き」。
行動力のある人は、「思い立ったらすぐ行動」→「行動したら振り返って気づきを得る」という形で、マインド・スキルとアクションのサイクルを常に回しており、結果的に行動できるようになっていく。
仮説力を磨く4つの要素の中で最も難しいのが「志」だ。志は、自信を持って早く動くための原動力。
志のベースには価値観と軸がある。「価値観」とは、「何が好きか」「何が嫌いか」「何を大事にしているか」という「自分にとっての、価値に対する基準」である。「軸」とは、意思決定をする時に判断基準にしているもので、価値観の中で特に重要な、自分にとって譲れない想いを指す。自分の「軸」があれば、物事をその軸に沿って判断することができる。
著者自身、自分の軸が明確になるまでに10年以上要した。軸は絶えず変わっていくもの。それでも、自分の価値観に裏打ちされた軸を持っていることが大事。

自分の軸を明確にすることで、自分の得意分野や価値観が周囲にも伝わりやすくなる。情報が自然と集まるようになり、軸と紐づけて思い出してもらえるようになる。
行動力のある人
思い立ったら即行動→行動後、振り返り、気づきを得る。
仮設力を磨くために自分軸を明確にする。※ない場合は、尊敬する人の軸を仮置する。価値観、得意分野を知るためにライフラインチャート作成(これまでの人生の中から感情、行動を知る)

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